2018年5月3日Submarine HC関東社会人リーグvsTOKYO UNITED

関東社会人リーグ4部 駒沢オリンピック公園第一球技場
◯Submarine HC 5-0(1-0、2-0、1-0、1-0)TOKYO UNITED
1Q 2分 多氣洋平(平田洋彦)
2Q 6分 上野健一
2Q 9分 英真弘(竹内謙介)
3Q 3分 大橋敬左(平田洋彦)
4Q 12分 上野健一

「文化」と「結果」の両立。
いつの時代もスポーツチームに突きつけられる難題である。かの読売巨人軍ですら、V9以降なかなか苦戦している。

メトロ東京ホッケー&アスリートクラブも結成から20年足らず、規模は小さいながらも地道にその難題に真摯に向き合って来た。草ホッケーチームとして広く門戸を広げ、決して特定の企業や大学には属さない。
片や、全国トップクラスの社会人チームになり、いつかはオリンピアンを出したい。
片や、子供を中心とした普及活動や、経験者のニーズにあわせた生涯スポーツとしての受け皿になりたい。

最終的にどんな形であれ、クラブに所属するメンバー全員がホッケーを通じて、繋がり、笑顔が溢れ、幸せな時間、そして人生を送ることに少しでも貢献していきたいと考えてきた。ここ数年くらいで、ほんの少しづつではあるが、それらの実現に向けて、光がさしてきた。

東日本リーグでの2位、元日本代表の加入や、国際審判の擁立で、強いチームの「結果」も少し出てきた。
女子チームや、ジュニアチームの設立、急速な普及活動の繁栄で、ホッケーの受け皿としての「文化」も浸透してきた。

それらに加え、そう、昨年のSubmarineの再始動である。このチームはメトロ東京ホッケー&アスリートクラブの「文化」そのものだ。
昨年、クラブの創成期を支えたメンバーを中心に、華麗に復活を遂げ、クラブメンバー全員に体を張って熱いメトロ魂を注入した。

再始動二年目。
5月3日祝日の駒沢競技場で、今年の初戦が行われた。

この日の戦術はシンプルかつ明確なものだった。
一人一点、奪いにいこう。
結果、4人がゴールを決め5点ではあったが、
選手は、その戦術に向かって、全員ががむしゃらに最後まで挑み続けた。
その姿は、まさに、あっぱれ!
たとえ、格上の相手だろうが、この先、この戦術をかえることは、おそらくないだろう。

転勤や家庭の事情といった生活環境変化に伴う、ホッケーニーズに合致した新規メンバーが新加入し、17人ものメンバーが集い、最高に楽しい勝利をもたらした。
下は25歳、上は43歳。遠くは四国、近くは世田谷。
公式戦の時にしか顔を合わさないメンバーも多いが、そんなことは関係ない。クラブの絆と誇りで繋がれたDNAが、今年も初戦から大いに躍動した。
今年も、彼らの姿に、ホッケーを前向きにとことん楽しみ尽くすスタンスに変わりはなかった。

メトロの「文化」を牽引し続けるSubmarine。
彼らのこれからの「結果」も、少しづつではあるが、楽しみになってきた。

2年目のスタートを切ったSubmarineは今年もホッケーと人生の楽しさを、深く深く、追い求めていきます。

駒沢オリンピック公園第一球技場(世田谷区)にて

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