2018年8月25日Submarine HC関東社会人リーグ vs三田HC

関東社会人リーグ4部 第4戦 慶應大学日吉グラウンド
●Submarine HC 1-0(0-0、0-0、1-0、0-2)三田ホッケークラブ(東京都)
3Q 41分 1-0 武藤啓史 PS
4Q 56分 1-1 ※三田HC
4Q 59分 1-2 ※三田HC

「雨のち晴れ、視界良好」

ここまで3戦全勝で迎えた両者の直接対決。事実上の優勝決定戦となった今季4戦目。
三田HCは、昨季まで関東2部リーグの上位に位置していたチームで、当クラブのセカンドチームであるBlue Panorama HCが昨季負けた強敵。

守って守って守って、少ないチャンスをモノにしていきたいということで、ハーフライン付近まで全員が下がり、守備を固め、カウンター攻撃に出る戦術で挑んだ。

結果は、1-2で大惜敗。

序盤から自陣での辛抱の時間帯が長く続く中、社会人4部のチームらしからぬマンツーマンマークと、攻守での球際への集中力、サークル手前での勝負といった約束事を、ある意味大人げなく徹底した。

ゲーム全体でのボール支配率が約8割だった三田クラブに対して、第3Q終了時まで1-0とリードして、歓喜の大金星まであと数分だった。
それゆえに、同点、逆転を許した時の失意は計り知れなく大きかった。

いや、ほんとに、悔しい。無念。

それにしても、30代、40代の男性が普通の生活を送っていく中で、こんな悔しさを味わうことはあるだろうか?
他人からしたら何てことはない、たった60分の中で繰り広げられた、辛抱、歓喜、期待、失意、無念といった壮大なノンフィクションドラマは、全てのスポーツプレイヤーが、勝負の世界に魅せられる醍醐味でもある。

しかし、Submarineは、既に水面から顔を上げ、視界良好な前方を照らしている。

強敵と好ゲームを繰り広げたことにより、Submarineの現在地を確認でき、メトロ東京ホッケー&アスリートクラブの遠くない未来の次なるステップへの道標となった。

慶應大学日吉グラウンド(横浜市)にて

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