2018年9月30日Blue Panorama HC関東社会人リーグ vs大原ホッケークラブ

関東社会人リーグ1部 第6戦 千葉県いすみ市大原グラウンド
●Blue Panorama HC 0-2(0-0、0-0、0-0、0-2)大原ホッケークラブ(千葉県)
4Q 47分 0-1 ※大原
4Q 57分 0-2 ※大原

季節は秋。気温もぐっと低くなりスポーツに適したコンディションとなった。
第6戦目は、BPと2位を争う大原ホッケークラブで、関東一部リーグの強豪チームである。BP優勝の可能性はなくなってしまったが、今シーズンを一つでも上の順位で終えることを目指し、最終戦に挑む。

試合開始、BPは幸先のよいスタートを切る。
開始10秒。相手の陣地深くにFW厚川が切り込みサークルイン。相手の反則を誘い、PCを獲得する。MF前田がヒットで直接シュートで狙うが、大原GKにブロックされる。続けて、3分にもBPがPCを獲得するが、チャンスを活かせずノーゴールに終わる。
5分、BPがゲームの主導権を握るが、少しの気の緩みからピンチを招いてしまう。大原がBP自陣23m付近からヒットでサークル内へ打ち込む。一度はGK中澤がブロックするも、リバウンドシュートを打たれ、ゴールラインを割りそうになるところをDF齊藤がファインプレーで止める。だがしかし、バックスティックの反則を取れれ、相手にペナルティストロークを与えてしまう。
今季初めてゴールを守るGK中澤だが、持ち前の運動能力の高さから相手の左下に放ったシュートを超反応でシャットアウト。中澤のファインセーブに救われる。
10分にも大原にPCを与えてしまうが、相手のミスに救われ難を逃れる。幾度か相手に決定機を与えてしまったものの第1Qを0-0で終える。

第2Qはお互いに互角の勝負を繰り広げるが、サークルインできない時間帯が続く。
23分、右サイドの攻撃からMF水野がサークル前でボールを受け取る。テクニックで相手のキックを誘いBPがPCを獲得する。MF勝又が放ったシュートは大原の堅い守備に抑えられてしまうが、相手の足に当たり再びPCを獲得。MF前田の本日2本目のシュートも、枠を捉えきれず得点には至らない。
得点の気配がする中、まさかの事態が起きる。
第2Q終了間際、残りの時間でワンプレーを狙い、主将のMF清水貴弘がラインアウトしそうなボールを全力ダッシュで追いかける。うまくボールを残すことができたが、ボールを追いかけた際に太ももを肉離れするというアクシデントが発生。チームを支える大黒柱の交代を余儀なくされる。
第2QはBPの相手陣地でのプレーが増えるが、相手ゴールをこじ開けることはできず、0-0のまま試合を折り返す。

第3Qは主将の清水がいない状況で始まる。代わりにDF多和田、MF松村が中心となり、守備を固める。試合は中央での攻守の切り替えが激しくなるが、両者ともに攻め手を欠く。BPはメンバーを入れ替えながら代謝を促すが、相手の堅い守りに攻めきれず0-0で第3Qを終える。

第4Qは、清水も最終戦を有終の美を飾るべく無理をして出場。BPは残り15分に全力を注ぐ。
だが、気合は空回り。47分に、BPが前のめりになって敵陣で攻めていたところを突かれて、大原のカウンターを受ける。大原FWのボールキープになかなかボールを奪わないまま、じわりじわりとサークル内に侵入されてしまう。大原のシュートはGK中澤がセーブするが、裏にこぼれたボールを押し込まれ、ついに失点。均衡が破れてしまう。
終了間際の57分、またもや大原にカウンター気味にサークル内まで攻め込まれる。左サイドからのドリブル抑えようとGK中澤が飛び出すも、脇の隙間を狙う、技ありのシュートを打たれ、またもや失点。残り時間も少なく全員に落胆の表情を浮かべる。ラスト3分、このままでは終われないBPはGKを下げ、フィールドプレイヤーを1名増やすパワープレーを敢行。相手サークル内に幾度となく攻め込むが、決定機を作れないまま試合は終了。0-2で今季最終戦を終えた。

今シーズンの成績は3勝2敗1分。関東一部リーグ昇格初年度の結果としては上々の結果であった。優勝まであと一歩と迫ったことはBPメンバーにとって自信になったに違いない。
しかし、上位チームに勝つにはまだ何かが足りないのは現状。BPの可能性を信じ、来シーズンはさらなる成長をお見せしたい。

Be Passionate 情熱的に
Be Positive ポジティブに
Be Progress 進歩的に

1年間ありがとうございました。
来シーズンも引き続き応援よろしくお願いします。

いすみ市大原グラウンド(千葉県)にて

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