「ホッケー体験教室」は品川区内の公立の小中学校を回り、東京2020オリンピックの区内開催競技であるホッケーを授業の中で体験してもらう活動です。
今回は品川区立荏原平塚学園の7年生80名と6年生66名を対象にホッケー教室を行い、私たちメトロ東京ホッケー&アスリートクラブが講師を務めさせていただきました。
昨年3月のホッケー教室で1度荏原平塚学園に訪れており、駅から学校までの歩む道のりに懐かしさを感じました。学校に到着すると一つ大きな変化に気付きました。
今年10月にグラウンドが人工芝化され、芝は寝転がって昼寝したいと思うほどふかふかで綺麗なグラウンドに変わっていました。講師を務める私たちのほとんどはクレー(土)のグラウンドの出身です。安全に、楽しくスポーツができる環境を羨ましく思いました。
今回のホッケー体験はホッケーのルール説明から始まり、8〜10人のグループに分かれてのパスやドリブルなどの練習、グループ対抗でミニゲーム、最後は講師によるエキシビションマッチという流れで行いました。
練習では、講師とコミュニケーションを取りながら、スティックによるボール操作、ドリブル、パスといった基本技術を学びました。子どもたちは初めて触る道具に慣れない様子でしたが、コツを掴み始めるとぐんぐん上手くなりました。
後半のチーム対抗でのミニゲームを5人対5人で行いました。 子どもたちは精一杯ボールを追いかけ、点が入るとみんなで喜びを分かち合っていました。スポーツを楽しむ生き生きした姿を見て、私たちも嬉しくなりました。
授業の締めは講師達によるエキシビションマッチで、4人対4人でゲームを行いました。講師たちの早いパスが相手のすき間を通って繋がり、あっという間にゴールが決まると、生徒たちからは大きな歓声があがりました。
ホッケーの醍醐味であるスピード感や迫力、そしてホッケーの楽しさをわずかながら伝えることができました。
終了後、東京都ホッケー協会の河原理事から子どもたちに向けて「ホッケーが楽しかった人は手をあげてください」と質問すると、全員から手があがりました。短い時間でしたが子どもたちに楽しんでもらうことができ、とてもうれしく思います。
これからもより多くの方にホッケーというスポーツを身近に感じてもらえるよう、微力ながら尽力させていただきます。
ご関係の皆さま、貴重な機会をいただきありがとうございました。引き続きよろしくお願いします。
品川区立荏原平塚学園にて