「ホッケー体験教室」は品川区内の公立の小中学校を回り、東京2020オリンピックの区内開催競技であるホッケーを授業の中で体験してもらう活動です。
今回は品川区立伊藤小学校の5年生の男女約70名を対象にホッケー教室を行ってきました。
伊藤小学校は昨年10月、スポーツ推進委員会所属のスポーツ指導員の方にホッケー体験をしていただいた場所で、一度来たことがありますが、今回は生徒にホッケーの楽しさを伝えに来ました。
授業が始まる前から、準備のできた子どもたちが続々と校庭に集まり、スティックとボールを手に取って私たちへ質問するなど、ホッケーに興味津々の様子でした。
今回はルール説明、チームごとでの基礎技術体験、チーム対抗のミニゲーム、コーチによるエキシビションマッチという流れで体験教室を行いました。
技術体験に入る前、まず道具に慣れるためとウォーミングアップを兼ねてスティックを使った簡単なゲームを行い、その後スティックの持ち方、基本姿勢などから体験がスタート。
徐々に道具の扱いに慣れてきた後は基本技術の練習。チームについた私たちコーチの指導のもと、ボール操作、ドリブル、パスなどを学び、ボールの取り合いなどわかりやすい対人プレーも行いました。
後半のチーム対抗でのミニゲームは、5人対5人で行いました。小学5年生ともなるとある程度身体能力が高いため、
ゴールシーンも多くみられ、白熱したゲーム展開が多かったです。ゲームに負けるとやはり悔しいらしく、次のゲームどうしたら勝てるのかコーチ中心に話し合っていたチームもみられました。
最後のエキシビションマッチは、5年1組を教えたコーチと5年2組を教えたコーチとに別れ、1組対2組の構図で対戦しました。ゴールチャンスには各組の生徒から大きな歓声があがり、自分たちがホッケーをするように真剣にコーチを応援していました。大変な盛り上がりに後押しされコーチたちも徐々にヒートアップ。試合さながらに息を切らせました。
終了後、担任の先生が子どもたちに感想を促すと、みんな率先して手を挙げ、思い思いにホッケーの楽しさを語っていました。短い時間でしたが、ホッケーの楽しさやスピード感、迫力などの魅力を伝えることができとても嬉しく思います。
これからも多くの人にホッケーというスポーツを身近に感じてもらえるよう、微力ながら協力させていただきます。
ご関係の皆さま、貴重な機会をいただきありがとうございました。引き続きよろしくお願いします。
品川区立伊藤小学校にて