すっきりとした冬晴れのもと、今日は大田区ホッケー体験教室の指導スタッフとして大田区の古刹、池上本門寺の麓にある池上小学校にいってきました。
大田区ホッケー体験教室は、東京2020オリンピックのホッケー競技が行われる大田区で、機運の醸成を目的として大田区が主催している催しです。この日は2018年度の第6回目、今年度の最終回となります。
大田区は広く、人口も多いため、区内の様々会場でこのようなホッケーイベントがおこなわれており、毎回ホッケーは初めてという人が多いのが特徴です。
今日の参加者は老若男女約50名。真冬でしたが天気に恵まれ運動をすると少し暑いくらいのホッケー日和です。
メイン講師は2004年に女子チーム「さくらJAPAN」として初めてアテネオリンピックに出場された松原尚子(旧姓齋藤)さん。技術は言うまでもなく、気さくな人柄で、いつもたくさんの笑顔を参加者やスタッフに振りまいてくれます。
関係者の挨拶から体験教室がスタート。気温の低いこの季節は特にウォーミングアップが大事です。まずはスティックもボールもなしでジョギングと体操を。次にスティックだけを使ったアップ。初めて握るスティックの感触を確かめます。
ボールを手元で扱ったのち、前半の山場は5〜6人1組でおこなうドリブル競争です。子どもはもちろん、大人が熱くなる姿もすっかり体験教室の風物詩です。
後半は、大人、子どものチームに分かれてそれぞれドリブルからのシュート、パスからのシュートを体験します。初めてとは思えないほどボールを捉えるのが上手い子がいて、こういった体験イベントではいつも驚かせられます。
締めは4対4でのミニゲーム。細かいルールはわからなくても、スティックでボールを運び、向こうのゴールに入れたら1点、というのはみんな楽しめるホッケーの特徴だと思います。スティックを振り回したり、相手を押したりなどの危ないプレーに気を配っていれさえすれば、参加者同士で白球を追い、喜び、悔しがり、楽しい時間があっという間に過ぎていきます。
今年度も大田区ホッケー体験教室は無事大団円を迎えました。こういったイベント一つをとっても、参加者の募集や場所の確保、指導者の手配等々、裏方の皆さんの大変なご尽力によって形になります。
参加者だけでなく、ホッケーを支援してくれる多くの皆さんに感謝し、ホッケーを一層好きになってもらえるよう私たちも活動していきます。1年間ありがとうございました。
2019年度も引き続きよろしくお願いします。
大田区立池上小学校にて