2015年より普及活動を本格化して5年目となりました。オリンピックイヤーの今年もホッケーを多くの人に楽しんでもらうため今回は品川区のホッケー体験教室を行ってまいりました。
ホッケー体験教室は、東京2020オリンピックでホッケー競技が開催される品川区、品川区教育委員会の主催で、区内にある全公立小中学校を回って生徒や先生にホッケーを体験してもらい、五輪の機運醸成や競技の普及を目的とした事業です。
今回の対象は品川区立小山小学校の4年生95人。校舎に入ってすぐ入口の掲示板にホッケーボールやホッケーの基本的なルール、東京オリンピックに向けてホッケーの注目選手がポスター掲示されており、ホッケーに対する関心の高さがうかがえました。
私たちメトロのコーチたちも期待を受けて緊張と寒風に首を縮める中、子ども達は初めて触れるホッケースティックを持って無邪気に元気に走り回り、私たちの緊張をほぐしてくれます。
今回は3つのクラス別に1コマ45分ずつの体験を行いました。
3~4人のグループに別れるとそれぞれのチームにコーチが一人ずつ付いてスティックの持ち方からドリブルやパスを学んだ後はチーム対抗でミニゲームを体験してもらいました。
始めは想像以上に重いスティックや慣れない中腰体勢での運動に戸惑っていた子ども達ですが、ミニゲームを行う頃には私たちも驚くほど巧みにスティックを扱っていました。
練習で身につけたドリブル、パスを駆使して得点を挙げるとチームだけでなく観戦していた子ども達や先生からも歓声が上がっていました。
締めにコーチによるデモゲームを観戦してもらいます。ホッケー特有の素早いゲーム展開に驚きながらも自分たちのチームを指導してくれたコーチを力一杯応援してくれました。
最後に担任の先生から今日の感想について聞かれると多くの子どもが想いを伝えてくれます。短い時間にも関わらず貴重な体験ができたことへのお礼、道具の重さやチームプレイの大切さ、新しいスポーツへの興味など多くのことを感じてもらえたようで大きな学びの場になったのではないかと感じています。
また、体験を終えた子ども達の中にはもっとホッケーをやってみたい。続けて、コーチたちのようにうまくなりたいなど向上心の強い子どもがとても多かったことも嬉しかったです。
東京オリンピックの開催までもう6ヶ月を切っていますが、子供たちには機会があればもっともっとホッケーを体験してもらい、ぜひ試合も応援しにきてもらいたいです。
品川区立小山小学校にて