2020年8月30日駒沢ホッケー教室(第4回)

駒沢ホッケー教室は1964年の東京オリンピックの時ホッケー競技が行われた駒沢オリンピック公園第一球技場にて行われる東京都ホッケー協会主催のホッケー体験イベントです。

今年度は、東京都のジュニア強化を目的とした「スキルアップ教室」と普及を目的に一般から参加者を募る「ビギナー向け教室」の2カテゴリーに分かれて開催されます。

今回は今年度4回目の開催(スキルアップ教室のみ)で、私たちメトロの選手が講師、指導スタッフとしてご協力させていただいています。

今年のホッケー教室は全ての回が晴天に恵まれ、今回も紺碧の夏空が一面に広がりました。夕方の開催ですが気温は35℃を超え、まだまだ暑い時期が続きます。
そんな中、ホッケーが大好きな小中学生45名とともにホッケーを楽しみました。

◆ 今回のテーマは「ボールキープ」

はじめはウォーミングアップ。
小学生低学年、高学年、中学生の3クラスに分かれて、マーカーコーンの裏返し合戦を行いました。
マーカーコーンを表面にするチーム、裏面にするチームに分かれて、制限時間内にどちらが多いかを競います。年齢関係なく楽しめるゲームでみんなウォーミングアップは完了です。

その後、各クラスに分かれて「ボールキープ」をテーマに練習を行いました。
ボールキープで大切なことは、「相手との位置を意識すること」「ボールを体とスティックをうまく使って奪われないようにすること」です。
まずは体で覚えてもらうため、以下のようなメニューを行いました。

・奪われないように相手から一番遠いところでボールを持つ
・体の左右でボールを持つ
・ステップを織り交ぜながら、ボールをコントロールする
・ピックアップ、チョップなどのスキルを使って相手をかわす

教室の締めはミニゲーム。
クラスごとに分かれて、6人制と同じ広さのコートを使い、対戦形式で行いました。
いつもですが、ゲームをしているときが選手は一番楽しそうにしています。
得点が入ればチームみんなで喜び合い、逆に失点すれば悔しさをにじませていました。
今日の楽しかったこと、悔しかったことが、ひと夏の思い出の一つになってほしいです。

◆ 最後に

「練習でやったことをゲームに活かす」
当たり前のことかもしれませんが、実際やってみると、うまくできないことの方が多いです。
今日は一つ、明日は二つといったように、成功体験を積み重ねて、徐々にうまくなっていくものだと思います。
私たちコーチの役割は、選手たちに一つでも多くの成功体験が得られるようにアシストすることであり、選手一人ひとりのプレーを観察し、しっかり褒めていくことと重要です。
私たちだけでなく、保護者の方々にもアシストしていただき、力を合わせながら、選手たちの成長を促していきたいと考えています。

今回も貴重な機会をご準備いただいた東京都ホッケー協会様をはじめとしたご関係の方々に感謝申し上げます。引き続き宜しくお願いします。

駒沢オリンピック公園第一球技場(世田谷区)にて

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