2023年4月30日 Blue Panorama HC 関東社会人リーグ vs 長野クラブ

関東社会人リーグ関東1部ディビジョン 第1戦 駒沢オリンピック公園第一球技場
○Blue Panorama HC 2-1(0-0、1-0、1-0、0-1)長野クラブ(長野県)
2Q 21分 1-0 須田将平(山﨑篤史)
3Q 32分 2-0 久保庭昌太郎
4Q 55分 2-1 ※長野クラブ

4年ぶりに関東社会人リーグ関東一部ディビジョンが開催された。

初戦の相手は長野クラブ。
過去の対戦では負け越している相手である。
2018年 初戦 3-5 ●負け
2019年 初戦 1-1 △引き分け

とはいっても、それは3年前の話。
社会人リーグが休止している間に、Blue Panoramaのメンバーの半数以上が入れ替わっている。
3年前から所属するベテランに加えて、現役大学生、新社会人や現役日本リーガーが加入し、多様性に富んだチームである。

新生Blue Panorama(以下、BP)の初陣が始まる。

■ 第1Q
長野クラブはスクープ(ボールを上に大きく飛ばすパス)を多用するチーム。
過去の試合でもスクープ起点から失点している。それを踏まえてBPはセンターラインまでFWを引かせて自陣で厚く守る。
戦術理解度の高いFW飯高、神長、大橋が早めにプレッシャーをかけることで、長野クラブの得意とするプレーを封じる。

対して長野クラブはライン高めからアグレッシブにプレスをかけてくるが、DF萩中、菅原、須田、梅田のあぶげないパス回しでこれを回避。
お互いに一進一退を繰り広げる。

■ 第2Q
少しずつギアが入ってきたBPはMF山崎、倉地、松田崇史を中心にゲームを作り、サークル内へボールを運ぶ。

20分、21分にペナルティコーナーを獲得すると、DF須田が豪快なフリックシュートを決めて先制する。【1-0】

続けて22分、DF梅田がライトサイドから持ち味の走力を活かして相手を翻弄しながらペナルティコーナーを奪う。しかし追加点には至らない。

■ 第3Q
31分、副将MF布目が敵陣75ヤードのレフト側からリバースヒットでセンタリング。
小刻みにバウンドする難しいボールだったが、
これをサークル内でエースFW久保庭が難なくトラップし、相手を交わしてヒットシュートを放つ。
ボールはゴールに吸い込まれて追加点を得る。【2-0】

喜びも束の間、直後32分に長野クラブからペナルティコーナーを取られてしまう。
緊張感のある場面だがGK和田は冷静だった。相手のシュートコースを的確に読んで足でセービング。リードを守る。

その後も、FW井上、林、矢ノ下が持ち前のスピードを活かしてサークル付近までボールを運びチャンスを作るが相手の堅い守りにしのがれてしまう。

■ 第4Q
ここまでBPが優勢に進めていたが、試合巧者な長野クラブも黙っていない。
スクープを巧みに使って攻勢をかけてくる。
何度もBPのディフェンスの裏を取られて決定機を作られてしまう。だがここはDF、GKが体を張って守り抜く。

ラスト5分となったところで、BPの痛恨のトラップミスから長野クラブにペナルティコーナーを与えてしまう。
長野#2が放つ強烈なフリックシュートはGK和田をもってしても防ぐことができず失点。【2-1】

リードはしているが気が抜けない時間帯が続く。ベンチメンバーが固唾を飲んで見守る中、主将MF山崎が熱いプレーでチームを牽引し、長野クラブに追加点を許さない。

ここで終了のホーンが鳴り響き、試合終了。
終始ゲームを優勢に進めたBPが勝利した。

———

終始、緊張感のある試合がでしたが、チーム一丸となって勝ち切ることができました。
社会人リーグは始まったばかり。1試合1試合をしっから勝ち切り、関東一部リーグ優勝を目指します。

Be Passionate 情熱的に
Be Positive ポジティブに
Be Progress 進歩的に

次戦は、5/20(土)vsアレッサ横浜@大井 です。
引き続きご声援をよろしくお願いします。

駒沢オリンピック公園第一球技場(世田谷区)にて

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