第29回関東中学生ホッケー選手権大会が、7/27(土)〜7/28(日)の二日間、日光市ホッケー場・今市青少年スポーツセンターホッケー場(栃木県日光市)にて、開催されました。
本大会では、男子・女子の上位4チームが、8月に行われる全日本中学生ホッケー選手権大会への出場権が与えられます。
フリークス東京U15・男女は、東京都第1代表として、全日本中学生ホッケー選手権大会出場を目指し、戦い抜きました。
男子、女子それぞれの戦いぶりを報告します。
まずは、〈フリークス東京U15_女子〉
昨年、初めて参加した関東大会は終始5人で戦いながら、初勝利を飾るなど伝説を作った2023年。
今年2024年も人数が揃ったとはいえ、1・2年生のみの6人ギリギリ。酷暑の中、交代無しの中、全国中学への出場権獲得を本気で狙いにいった。
7/27(土)予選Aリーグ
vs 飯能ジュニアホッケークラブ(埼玉県2位)
●0-5
3年生が多く、U12代表経験者もいる優勝候補一角の強豪。
1Q早々にリーバスヒットで先制されるも、GK中心にDF陣が踏ん張り、追加点は許さない。
2Q以降は、試合巧者の飯能Jr.にボールを支配され、点数を積み重ねられる。
守備の時間、耐える時間が長かったが、次戦に向けて気持ちを切り替える。
vs 東海中(茨城県2位)
●1-2
昨年、4-2で勝利した相手。同じ1・2年生のみメンバー構成、負けられない戦いであった。
1Qに右からのヒットシュートで幸先よく先制点を挙げる。守備を固め、オフェンスにメリハリをつけ、相手に決定機を作らせず、前半を折り返す。
3Qも立ち上がりを攻め立てるも、追加点を奪えず。逆に東海中のドリブル突破を許し、サークルトップから豪快なシュートを決められ、追い付かれる。
4Qは一進一退の攻防となるが、自陣サークル内のインターフェアに対し、PSの判定を受け、失点。最後までゴールを狙うも届かず、敗戦。
vs 大原中(千葉県)
○1-0
昨年の対戦では0-6と大敗した相手。全国の道は断たれたものの来年に繋がる試合をする・無失点に抑えるを「テンション、あげてこー!」を合言葉に、最終戦に臨んだ。
試合開始から押し気味に試合を進めるも得点までは奪えず。しかし、GK・DF陣が気持ちの入ったディフェンスで相手に決定機を終始作らせい。
3Qからポジションを変更し、活性化したオフェンス。その中獲得したPCからヒットシュートが決まり、先制に成功。この1点を守り切り、今大会初勝利。
来年に繋がる勝利・無失点を達成できた。
予選リーグを1勝2敗の3位で終え、全国大会出場は、来年に持ち越しとなりました。
耐えるだけのホッケーではなく、考えて攻める・守るを実践できていた選手たち。
昨年から劇的な成長を遂げた選手たちは、とても頼もしく見え、感動しました。泣きました。
1年後の更なる成長に期待し、この舞台に戻ってきます。
大会開催にご尽力いただいた栃木県ホッケー協会の皆さまをはじめ、関係者の皆さまに、感謝申し上げます。ありがとうございました。
(文章:前田コーチ)