2017年11月11日駒沢ホッケーフェスタ vs Brave Fox

駒沢ホッケーフェスタ2017 エキシビションマッチ
駒沢オリンピック公園第一球技場(世田谷区)
●メトロmix HC 2-3(前半1-1)Brave Fox
前半20分 島村陽郁 1-0
前半31分 (Brave Fox) 1-1
後半14分 (Brave Fox) 1-2
後半17分 (Brave Fox) 1-3
後半28分 三島さやか(島村陽郁) 2-3

少々肌寒いものの天候にも恵まれたなか、今年度から新しく発足された女子社会人チーム『メトロmixホッケークラブ』の初戦が駒沢ホッケーフェスタ2017の中で行なわれました。
選手は出身地域や大学、年齢、会社は異なるものの社会人になっても『ホッケーを楽しみたい』という共通の想いを抱く16名が集結。
対戦相手であるBrave Foxは国体の東京都代表選手を何人も擁する強豪チームと初陣には申し分のない相手。

前半開始から中盤までは、攻め込まれる苦しい時間帯となるも、GK堀部、DF山下らを中心に一丸となった粘り強い守備で得点を許さない展開。
試合が動いたのは前半20分。相手の一瞬の隙をつき、高い位置でインターセプトからつながれたボールを、FW島村がキレのあるドリブルから豪快なリバースヒットを一閃。記念すべきチーム初得点にふさわしいファインゴールで先制に成功する。(1-0)
その後は一進一退の展開が続くも、終盤に1失点し前半は1-1で終了。

ハーフタイムでは、初顔合わせが多く始めはお互いにどこか遠慮がちだった選手達も積極的に意見交換し、後半へ向かう。

後半開始からしばらくは前半からの流れを引き継ぎ一進一退の展開となるも、チャンスを得点につなげることができない。膠着した試合が再び動いたのは後半の中頃。粘り強い守備で1失点に抑えていたディフェンスラインが凌ぎきれず、後半14分、17分と立て続けに2失点を喫し一気に突き放されてしまう。(1-3)

2点のビハインドを追う苦しい展開となり万事休すと思われたが、ここからメトロmixが意地をみせる。MF瀧澤を軸にした右サイドからの攻撃で主導権を掴むと、後半28分、パスのコンビネーションからサイドを崩し、最後はFWの島村がサークルエンドからドリブルで進入しラストパス、逆サイドに詰めていた三島が落ち着いて決めて反撃の狼煙をあげる。(2-3)
その後も1点を追いかけ猛攻を繰り広げるも、最後のところで決めきれず、惜しくも試合終了。

互角の勝負を繰り広げただけに終わってみると、後半の立て続けの2失点がなんとも悔やまれるゲームとなりました。
初陣を勝利で飾ることはできませんでしたが、試合後、選手達からは久々に緊張感のあるホッケーを楽しめた充実感と勝利することができなかった悔しさが溢れていました。

残念ながら社会人の女子選手がプレーを続けていく環境は一部トップクラスを除けばまだまだ充分とは言えません。
私たちメトロ東京ホッケー&アスリートクラブは、メトロmixの活動を通じて、女子選手が社会人になっても永続的にホッケーを楽しめる環境を広げていきたいと思っており、今日、集まった選手達が試合を通じて初めてこのチームでホッケーを楽しむことができたことは大きな一歩だと感じています。

まだ定期的な公式戦などはありませんが、発足したばかりのチームをクラブ全体で大切に育てていきたいと思っておりますので、選手の皆さん、サポートいただける方の積極的なご参画、ご支援を引き続きよろしくお願いいたします。

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