東京2020オリンピックのホッケー開催地である、大田区の主催で行われる2017年度ホッケー体験教室の第4回目が大田区立東蒲小学校にて開催されました。
今回は特別講師にオリンピアンで元ホッケー女子日本代表さくらジャパンの松原尚子(旧姓 齋藤)さんをお招きし、メトロからは男子選手4名、女子選手2名が講師として参加しました。
寒さもやわらぎ春らしい陽気で、少し体を動かすと汗ばむような絶好のホッケー日和。
今回はこれまでのホッケー体験教室で一番多くの方にご参加いただき、多くの方が開始前からスティックとボールで遊ぶなど終始盛り上がりをみせていました。
はじめにスティックを持つ前に簡単なルールを学びます。メトロの選手がミニゲームを行い、パスワーク、ドリブル、サークル内でのシュートなど、ホッケーの基本の動きを見てもらいました。
松原さんに解説いただき、参加者からはひとつひとつのプレーに歓声があがっていました。早くボールを触りたくてうずうずしていたことでしょう。
準備運動として、前回も行ったスティックを使ってできるウォーミングアップをしました。スティックに慣れることはもちろん、体を動かしながら、参加者同士で盛り上がれます。一体感が生まれ、会場全体が明るくなるように感じました。
次にボールを用いた練習を行います。松原さんの指導のもと、スティックの持ち方、ボールコントロールを学びました。
そのあとはチームに分かれて、パス、ドリブルからのシュート、対人プレーの練習を行いました。講師に対して質問も多く、何度か体験教室に参加されている方もいらっしゃり、とても積極的な姿勢が印象的でした。
練習の後は1試合3分間のミニゲーム。大人と小学4年生以上の混合チームと小学3年生以下に分けて対抗戦を行いました。
楽しさの中にも勝負にこだわって徐々に熱くなっていく参加者。指示を出しあい、試合の度にどんどん上手くなっていきます。どの試合も講師の私たちが声を枯らし応援してしまうほど、白熱したゲーム展開でした。
最後は松原さんも含めた講師達によるデモンストレーションゲーム。教えてくれた講師達の真剣なプレーで盛り上がりました。松原さんのボールコントロールを間近で見ることができ、さすがと思わせるプレーに大きな歓声があがっていました。
今回で最終回となった全4回の大田区ホッケー体験教室。2年目が終了し、また区内での様々な活動の成果もあって、少しずつではありますが大田区の方々にもホッケーが浸透してきていることを実感してきました。
今年度も大変貴重な体験をさせていただきありがとうございます。
ホッケーをやりたい人を支えたい、そのための環境づくりにこれからも尽力してまいります。
来年度も引き続き宜しくお願いいたします。
大田区立東蒲小学校にて