「ホッケー体験教室」は品川区内の公立の小中学校を回り、授業の中でホッケーを体験してもらう活動です。
今回は品川区立鈴ヶ森中学校にて2年生の男子50名、女子50名、合計100名を対象にホッケー体験の授業を行ってまいりました。
朝の時点では小雨が降っており、肌寒く感じましたが、体験が始まると一転して青空の広がる晴天に変わりました。日が当たると暑く、熱中症に気を付けながら楽しんでホッケーをすることができました。
はじめに、東京ホッケー協会の正田副会長からのご挨拶で「ホッケーを知っている人は手を上げてください?」という問いかけをされたところ、半数以上の生徒が手を上げてくれました。
一昨年からの体験教室や地元のホッケー体験に参加してくれたのがきっかけとお聞きし、地道な普及活動によりホッケーが品川の地に根付きつつあることを実感しました。
加えて、弊クラブのジュニアチーム「品川ホッケークラブ2020」に所属している郡司くんも生徒として参加しており、実際にやっている子がいると一段とうれしく思いました。
体験はホッケーの基本的なルール説明から始まり、6〜7人のグループに分かれてのパスやドリブルなどの基本練習、最後はグループ対抗でミニゲームをしてもらいました。
練習中の生徒たちは元気があり、私たち指導者の中にニュージーランド出身のコーチがいることが分かると英語でコミュニケーションを図るなど、積極的な生徒が多かったです。
短い練習時間でしたが、初めて扱うスティックに戸惑いながらも、私たちに「どうやればうまくできるか」などの質問をしながら、真剣に取り組んでいました。
ミニゲームになると、初めはゴール前までにボールを持っていくのが精一杯だったものの、ゲームを重ねるごとにゴール前に張り付いてチャンスを狙ったり、スピードのあるドリブルで相手をかわしたりとチームごとに工夫をしていて、スポーツとしてのホッケーを楽しむ姿を見ることが出来とてもうれしく思いました。
今回の鈴ヶ森中学校を皮切りに2018年度「品川区ホッケー体験教室」がスタートしました。
地道な活動ではありますが、ホッケーというスポーツをもっと身近に感じてもらえるよう、引き続き微力ながら尽力させていただきます。
ご関係者の皆様、この度は貴重な機会をご準備いただきありがとうございました。この場を借りて感謝申し上げます。
品川区立鈴ヶ森中学校にて