真夏を感じさせる突き刺さる日差しと強い暑さ。運動するにはタフな気候の中、ジュニアチーム「品川ホッケークラブ2020」の2回目の対外練習試合を神奈川県の慶應義塾大学日吉ホッケーグラウンドにて行いました。
今回の練習試合は、交流試合として、Keio Hockey School(以下、KHS)の主催の下、KHSから男女各2チームと今年2月にも対戦したはんのうホッケースポーツ少年団(以下、はんのう)から男子1チーム、品川HC2020から男女各1チームで行いました。
いつものチーム内で行っているミニゲームとは違い、しっかりとした審判がつき、反則が頻繁に起こり、そのたびに笛がなり、どちらのボールが分からなくなり、混乱する姿も見られました。
ただ、2月の練習試合を経験した子供たちのおかげで、前回ほどの混乱は無く、チームとしてひとつずつ積み上げている様子が見られたことは収穫でした。そのような場面が・攻守の切り替え ・セットプレーの始め方 ・反則の理解度など随所に見られました。次回行う時もとても楽しみです。
今回もチームとして目標を立てて、試合に臨みました。前回と同じ「毎試合1点とる!」を目標の一つに掲げましたが、毎試合は点数取れませんでしたが、待望のチーム初得点が男子の試合で生まれました。
ゴール前の混戦から、相手GKを外した左側にシュート。素晴らしいコースにシュートがゴールに決まりました。決まった瞬間、選手はもちろん、コーチ、保護者の方たちからも大きな歓声があがりました。チームとしてまた大きな一歩を踏み出しました。
女子の試合では、残念ながら得点は生まれませんでしたが、前回と違い、高学年の子供が中心となり、試合に向けたミーティングをしている姿が見受けられました。コーチに言われたことだけでなく、自分たちで考えることを実践した女子チームも大きな一歩を踏み出せたと感じます。
そして試合の中で、もう一つ大きな出来事がありました。KHSのGK防具をお借りして、試合にGKをおくことができました。なかなかGKの発掘・育成まで追いついていませんでしたが、GKがチームの一番後ろでゴールの前に立つだけで、チームに活気が生まれました。
練習をしていないので、当然シュートを止めることはなかなかできませんでしたが、そのなかでもシュートを止めると、点数を決めたときと同様、歓声があがりました。GKの発掘・育成は、早急に解決すべき課題だと感じました。
品川HC2020にとって本日の練習試合も大きな一歩となりました。大きな刺激、たくさんの課題を得て、引き続き、仲間と力を合わせて勝利や目標達成を目指す楽しさや悔しさ、その過程で育まれる心身の成長を、促していきます。
最後に、貴重な練習試合の機会を作っていただきましたKeio Hockey Schoolの関係者の皆さま、審判をご対応いただいた慶應義塾大学男子ホッケー部の選手の皆さま、はんのうホッケースポーツ少年団のコーチ・選手の皆さま、早朝よりご引率頂きました保護者の皆様に厚く御礼申し上げます。
慶應義塾大学日吉ホッケーグラウンド(神奈川県)にて