関東社会人リーグ1部 第3戦 早稲田大学東伏見グラウンド
◯Blue Panorama HC 1-0(0-0、0-0、0-0、1-0)アレッサ横浜ホッケークラブ(神奈川県)
4Q 57分 1-0 石井唯一(神長洋祐)
一勝一敗で迎えた第3戦。相手は昨年度3位の強豪アレッサ横浜。スピードのあるドリブルと、二人組で崩していくパス回しが特徴的なチーム。Blue Panorama(BP)は全員攻撃、堅守速攻を武器に格上相手に挑む。
1Q開始2分、早速BPにビッグチャンスが訪れる。相手陣地23m左サイドのリスタートからMF勝又がセンタリングし、ゴール前のFW神長がボールを受ける。キーパーとの一対一の決定的な場面から放ったシュートはゴール左上に外れてしまう。
逆に、8分、9分と立て続けにアレッサにPCを取られてしまう。ここは一番騎に入るDF矢ノ下が相手のコースを読みパスカット。1Q最大の危機を脱する。
2Qはお互いにボールが落ち着かず、中盤での攻守交代を繰り返す時間帯が続く。
アレッサ横浜に幾度かサークルインを許すが、BPの守備陣、片山、松村、多和田、前田のベテランが危なげなく守りきる。
しかし、それまでギリギリのところで守っていたBPであったが、28分にアレッサ横浜にPCを与えてしまう。流れの悪い中でのピンチにベンチのメンバーも手に汗を握る。ピッチに緊張感が張り詰めるなか、またも一番騎の矢ノ下が体を張ってブロック。再びアレッサのPCとなるが、またもや矢ノ下がパスカット。今日3度目のスーパープレーにより危機を脱した。0-0で前半戦を終える。
3QはBPが少しずつ流れを引き寄せ始める。
攻撃ではMF清水貴弘、内山が安定して前線にボールを配球し、FW厚川のポストプレーを軸に高い位置でボールをキープ。守備では高い位置からのプレスでボールを奪い、カウンターが生まれる。終始BPがペースを握るが無得点で試合を折り返す。0-0。
4Qは開始早々BPのピンチから始まる。
47分、コート中央でアレッサ横浜にボール奪われ、カウンターを受ける。数的不利のなか、GK清水佑樹、DF矢ノ下、前田の気持ちの入った懸命なディフェンスであと少しでゴールという局面を凌ぎきる。
48分にBPが、51分はアレッサ横浜がそれぞれPCを獲得するが、お互いに決定機を活かし切れない。
ラスト5分。BPはスタメンにメンバーを戻し、残りの時間に全てをかける。そして歓喜の瞬間が訪れた。
57分に前線で神長がボールカット。ゴール前に待っていた石井に繋がり、キーパーと一対一の場面。落ち着いている石井が放った強烈なシュートは、相手GKの左脇をすり抜け、ゴールに吸い込まれる。BPが歓喜の先制点を決めた。
続けて59分、同じようなカウンターから、パスがFW神長、石井へと繋がり、またもや石井がキーパーと一対一に。試合を決する絶好機にベンチ、応援席が盛り上がるが、シュートは枠を捉えきれず追加点とはならなかった。
ここで試合は終了。最後まで集中を切らさなかったBPが接戦を制し、難敵相手に1-0で勝利した。
Be Passionate 情熱的に
Be Positive ポジティブに
Be Progress 進歩的に
今季の目標は一部リーグ残留ですが、この勢いをそのままに、次戦も勝って少しでも上位を目指します。
次は8月19日一橋クラブ戦(東京大学駒場グラウンド 目黒区)です。引き続き応援よろしくお願いします。
東伏見早稲田大学グラウンド(西東京市)