抜けるような秋空と季節が逆戻りしたような暑さの中、駒沢オリンピック公園で行われたホッケー体験イベントのお手伝いをしてきました。
この日は都内の公園何ヶ所かで行われた「スポーツ博覧会・東京2018」という東京都主催の大きなイベントの中で、ホッケーのイベントも開催されました。
ホッケー会場は駒沢公園の補助球技場。いつものホッケーグラウンド(第一球技場)とは違い、サッカーが行われる長い人工芝グラウンドの半面です。半面とは言え、サッカー場の半面なので、エスケープゾーンも含めるとほぼホッケー場の全面くらいの広さがあります。
10時から17時まで行われたホッケー体験は終始盛況。子どもだけでなく多くの大人も体験に訪れてくれて、この日の体験人数は約350名に登りました。
広い体験会場では、スティックの持ち方やボールに触れてみるコーナーから始まり、リフティングのコーナー、スクープに挑戦するコーナー、GKにシュートするコーナーなど。特に人気があったのは、スピードガンでシュートのスピードを測るコーナーです。トップ選手だと時速150km以上に達するホッケーのシュート。この日始めてスティックとボールに触れた一般の皆さんだと、大人でも50kmを超えるのが精一杯で、ホッケーのスピード感の凄さを目でもカラダでも体感してもらえました。
また、体験の締めにはフォトスポットを用意。さくらJapan(女子日本代表)とサムライJapan(男子日本代表)の本物のユニフォームを着られる趣向にし、子どもたちは照れながらも、親子で喜んで写真撮影に応じてくれました。ホッケーの情報を周りの人に伝えてもらえることを願います。
この日は体験イベントと並行して、午前中は「シニア&レディース(S&L)大会」、午後は東京のジュニアチームの模擬試合として品川ホッケークラブ2020と駒場ジュニア教室の参加者でゲームを行いました。
S&L大会には早朝より多くのシニアのホッケー愛好家が集まり、チームに分かれてのゲームで爽やかな汗を流しました。多くの選手はそのまま午後も残ってくださり、指導者として一般の方々にホッケーをご指南いただきました。孫ほど違う年の差でも、ホッケーに取り組む真剣な眼差しはシニアも同じ。世代を超えてホッケーを楽しむ姿は私たちにも大きな刺激となりました。
生涯スポーツとしてホッケーを「する」ことを謳歌し、将来世代の為に「支える」立場でホッケーの発展にご尽力をいただいたシニア愛好家の皆さん。メトロが目指すひとつの姿を間近に見ることができ、体験者の喜ぶ笑顔とともに大変印象に残るイベントとなりました。
貴重な機会をご用意いただいた関係者の皆様、S&L大会の皆様、誠にありがとうございました。
引き続きよろしくお願いいたします。
駒沢オリンピック公園補助球技場(世田谷区)にて