駒沢ホッケー教室は1964年東京オリンピックのレガシーである駒沢オリンピック公園にて行われる東京都ホッケー協会主催のホッケー体験イベントです。
春から秋までの全6回予定されており、今回は第4回目の開催です。5月におこなわれた初回からメトロの選手が講師、指導スタッフとして協力しています。
前日まで雨の予報でしたが、何とか天気はもって曇り空。梅雨特有の蒸し暑い環境のため水分補給に注意しながらホッケー教室を行いました。
駒沢周辺は古くから高校や大学に強豪、古豪のホッケー部がある日本屈指のホッケー地域。ですが、ホッケーの認知度が高くありません。1人でも多くの方に来ていただきたいと思い、駒沢周辺の世田谷区の広報板へ私たち指導スタッフがチラシを貼りに回りました。
結果、今回の参加人数は30名、そのうち初めての方が10名と少なからず広報の成果を感じられうれしく思いました。ホッケーを好きになって帰ってもらえるよう誠心誠意を込めて指導にあたりました。
ホッケー教室は、ウォーミングアップ、練習とミニゲームという流れで行いました。ウォーミングアップでは、コーディネーショントレーニングと呼ばれるスムーズに体を動かす運動を行いました。
子どもも大人も慣れない動きに、自然と変な動きになり、みんなから笑顔がこぼれます。
練習では、年代別にキッズ、ジュニア、大人、初心者の4クラスに分かれて、パス、ドリブル、シュートの基礎技術を体験しながらホッケーを楽しみます。
初めての方には、簡単なルール説明、スティックの持ち方からはじまり、少しコツを教えるとあっという間にホッケー選手に早変わり。思い通りにパス、ドリブルをできるようになりました。ボールに慣れたところで、ケガを防ぐため簡単なディフェンスの仕方も学びました。
教室の締めはミニゲーム。いつも体験メニュー中で一番盛り上がるところです。年代ごとにクラスに分かれて、両サイドにゴールを置いて2チームに分かれて対戦形式で行いました。指導スタッフも混じって参加します。
各クラスともに得点が入ると歓喜の声とともに大喜び。初めて顔を合わせたメンバーにも関わらず、声を掛け合い喜び合う。スポーツの良さを改めて実感しました。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。今回をきっかけにホッケーに興味を持ち、好きになっていただければ幸いです。また貴重な機会をご準備いただいたご関係の方々に感謝申し上げます。
地道な活動ですが、今後も1人でも多くの方々にホッケーを知ってもらえるよう、継続は力なりと信じて、定期的に続けていきます。引き続き宜しくお願いします。
駒沢オリンピック公園第一球技場にて(世田谷区)