今日は、品川区オリンピック・パラリンピック課主催の「ホッケー&ラグビー体験教室」のお手伝いに参加しました。2020年の春以降、コロナの猛威によって東京2020オリンピックのホッケー競技開催都市である品川区での「リアルの」ホッケー体験教室は全て中止となりましたが、昨年の夏と秋にはオンラインホッケー教室を開催し、今回はついにリアルでの開催となりました。今もまだ収束したとは言い難い状況ですが、出来る範囲で一歩を踏み出す活動に心から敬意を表したいと思います。
今回は品川区ラグビーフットボール協会さんと地元品川で活動するしながわバンブーラグビークラブさんとコラボさせていただき、2時間の体験教室の前半をラグビー、後半をホッケー体験という、1粒で2度おいしい体験教室となりました。
前半のラグビーでは、フェイントや低い体勢で相手をかわす動きを身につける鬼ごっこなどのウォーミングアップにはじまり、キック、パス、タックル、ラインアウトをローテーションする本格的なトレーニングをおこないました。ラグビーの動きはホッケーとも共通することがあり、私たちもとても参考になるメニューでした。
後半のホッケーでは、オリンピアンの藤尾香織さん、松原尚子さんが主導され、スティックの持ち方からパス&ゴーでシュート、そしてミニゲームと短い時間ながらホッケーの魅力が凝縮された教室となりました。
締めにラグビーの講師の方々を交えたトークセッションを実施しました。個人的にラグビーには強い親近感を持っていて尊敬しています。なぜか。ラグビーもホッケーも英国発祥の歴史あるチームスポーツ。激しいタックルや硬いスティック、ボールを使うにもかかわらず装具を付けないところ。言い方を変えると、どちらも相手を信頼し、リスペクトが根底にあるからこそ成立する競技あるという精神性が、競技を超えて親近感を持たせてくれるのだと思います。
しながわバンブーラグビークラブの代表である成見さんに話を伺ったところ、現在3歳から15歳のメンバーが150人!もいらっしゃるとのこと。やはりワールドカップの影響は大きかったとおっしゃっていましたが、武士道にも通じる競技の精神性が日本人に合うのかもしれません。同じ品川をホームに活動するもの同士、今後品川ホッケークラブ2020とのコラボが実現できることを楽しみにしています。
このような素敵な体験企画をご用意いただいたご関係の皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
しながわ中央公園(品川区)にて