高円宮牌2021ホッケー日本リーグ男子H2 境町ホッケーフィールド
◯フリークス東京 2-1 (1-1、1-0、0-0、0-0) 駿河台大学
1Q 3分 1-0 時田浩成(竹村圭史)
1Q 13分 1-1 ※駿河台大学
2Q 5分 2-1 新井大地(徳島竜太)PC
チーム22年の歴史の中で初となる日本リーグ。真新しいSVOLMEのユニフォームを身に纏った22人が記念すべき初戦を迎えた。
全員が緊張の面持ちの中、試合が開始された。
1Q、開始早々から試合は慌ただしく動く。
まずは1分、左サイドでMF#9京谷がボールを奪い、すぐさまFWへとボールをつなぐ。相手DFの裏へと抜け出したFW#19石井が日本リーグ初得点を取るべく、力強いリバースシュートを放つ。しかし、力み過ぎたシュートはゴールポスト上へ。
3分、GOOOOOOAL!!
右サークル付近でボールを受けたFW#18竹村が相手を嘲笑うかのようなドリブルを披露し、DF2人を抜き去り、ゴール前へラストパス。待っていたMF#23時田が冷静に流し込み、記念すべき初ゴールを決める。
9分、右サイドでボールを受けたFB#3入江が持ち味である俊足を活かしてサイドラインを強引に突破したが惜しくもサークルインとはならず、ロングコーナーとなる。
ロングコーナーから素早くリスタートし、MF#11山口が中央から打ち込み、それにすかさず反応したFW#13松田がシュートを放つも惜しくもゴールならず。
13分、MF#27中村航にグリーンカード(2分間退場)が出され、数的不利な状況になる。
相手に右サイドからドリブル突破を許し、あっさりとゴールを決められてしまい試合は振り出しに戻る。
攻め込まれる時間帯が続くが、主将FB#14新井とFB#5宮坂を中心に粘り強く守り、1Qは1-1で終了。
2Q、20分GOOOOOOAL!!
25ヤード内でボールを受けたFW#13松田がサークル内へ打ち込み、相手の反則を誘い、この試合初めてのPCを獲得する。主将FB#14新井が強烈なフリックシュートをゴール下に決め、2-1とリードする。
追加点を決めたいフリークスは前がかりになるも相手の堅い守備に阻まれ、チャンスを作ることができず、一進一退の攻防が続く。
2-1でリードしたままハーフタイムを迎える。
3Q、34分、FB#3入江は中央からドリブル突破し、PCを獲得。FB#6浅野のフリックシュートは相手GKにセービングされたが、すかさずリバウンドに反応したFB#3入江がシュートを打とうとするが空振り。これが危険行為とされ、グリーンカードが出されてしまう。
44分、攻め込む時間帯が続き、前がかりになったところでカウンターをくらってしまう。FBの後ろに抜けたボールが相手FWに渡り、GK#1杉野と1対1に。誰もが失点を覚悟したが、ベテランの読みで右手一本でセーブする。
45分、PCを獲得。ストップを失敗し、シュートを打つことができない。ここでFW#16糸賀にグリーンカードが出される。再三数的不利な状況となり4Qへ。
4Q、48分。攻められる時間帯が続くが、FB#25松橋がサークル付近で1対1の強さをみせ、チームのピンチを救う。
追加点がほしいフリークスであったが、焦る気持ちもありなかなかパスが繋がらず、ボールを保持する時間をなかなか作ることができない。
50分、バックディフェンスでFW#32久保庭、FW#33神長に対して立て続けにイエローカードが出され、9人となったフリークスは耐え凌ぐ時間が続く。
51分、自陣サークル内での反則によりPCを与えてしまうが、相手のフリックシュートをGK#2和田が落ち着いてセーブする。
その後も2人少ない状況で一方的に押し込まれるが、FW#19石井、MF#29マーティン、FB#5宮坂のアグレッシブなDFにより何とか守りきる。
11人に戻った後も攻め手に欠き、守る時間帯が続いたが、辛くも逃げ切り試合終了。2-1
終盤、自身の反則から不利を招き、ゲーム運びに大きな反省を残したが、記念すべき日本リーグ初戦を勝利で飾ることができました。
コロナ禍の中、貴重な真剣勝負の場をご用意いただいた、大会運営並びに多くの関係者の皆様にこの場をを借りて心より感謝申し上げます。
境町ホッケーフィールド(茨城県猿島郡境町)にて