2023年7月23日フリークス東京 ホッケー日本リーグH2第6戦 vs法政大学

高円宮牌2023ホッケー日本リーグ男子H2 大井ホッケー競技場メインピッチ

●フリークス東京 0-1(0-0、0-0、0-1、0-0) 法政大学

3Q 3分 0-1 ※法政大学FG

真夏のホームゲームはまさかの2連敗。上位進出の夢砕かれる。

日本リーグ2023の6戦目の相手は、同じく東京をホームとする法政大学。学生チームは春季の学生リーグを経て、夏から秋にかけてチーム力が熟成し、油断できない。2021年は2戦し、いずれも先制され追い付く展開でSO勝ち、2022年は先制後に逆転を許したが再逆転し4-2で勝利。この試合はすっきり快勝し、上位進出に望みを繋ぎたい。

始球式は、日頃からフリークスを応援し大井ホームゲームでは出店のご協力をいただいている「なぎさの会」さまから阿佐ヶ谷さん・尾藤さんにより執り行われる。観戦ツアーで当選された品川区民をはじめとした地域の方々、スポンサーの方々、選手の友人・知人が集まり、これまでの大井ホームゲームで最多動員数となる400人近くの観客が来場。さらに、品川CCさまの応援による応援チャントも加わり、会場全体が熱い盛り上がりを見せる中、法政大のセンターパスで試合が始まる。

フリークスは序盤、FB#13山下が中盤へパスを供給し、MF#10高橋・MF#23時田・MF#8森がリズムよくパスを回して攻める機会を伺う。しかし、法政大のDFにサークル内を固く守られ、なかなかFWまで有効なパスが出せない状況が続く。11分、法政大の先輩FB#3入江・MF#24村山が得意とする右サイドを起点に攻め上がる。サークル内までパスが繋がり、最後はMF#13堀がリバースヒットを狙うがミートせず。ようやくフリークスのエンジンが掛かり始める。13分、同じく右サイドからFW#20浅見とMF#10高橋が敵に囲まれながらも右サイドからサークル内をこじ開け、PCを獲得。FB#45朝倉がゴール左下にプッシュシュートを豪快に叩き込み、先制!!。。。と思ったが、審判によるビデオリファーラル。シュート前にボールがサークル外に出ていないとの判定で、まさかのノーゴール。その後は、FB#45朝倉・FB#30宮坂の慶應コンビが法政大の攻めを許さず、危なげない試合展開で1Qはスコアレスのまま終える。

2Qは一転、フリークスはリズムを掴めず、法政大ペースで進む。法政大陣内へ攻め込むことができない。5分FW#7加藤のドリブルに相手が溜まらずに背後からスティックタックルし、グリーンカードで一時退場。数的有利を活かしたいフリークス。5分FB#6小堀からのセンタリングが、相手GK前でフリーとなったFW#26久保庭に届くが、シュートに結び付けることができない。直後の6分、フリークス自陣の横パスを狙われ、相手FWとGKの1vs1のピンチが訪れる。しかし、GK#31今野がタイミングよく飛び出し、スティックでサークル外に掻き出す。その後は、フリークスのボールポゼッションが高いものの、FW陣への有効なパスが入らず、攻撃が単調になる時間が続く。2Q後半からMF#33山口が攻めのリズムを変え、チーム全体の押し上げを図るが、サークル内まで持ち込むことができない。すると、2Q終了直前、法政大に左サイドからのセンタリングがサークル中央の相手FWへ渡り、FB#30宮坂が必死に体を寄せに行くがリバースヒットを打たれる。幸運にもシュートはサイドポストに当たり失点を免れる。チャンス少なく、ピンチが目立つ2Qとなったが、0-0で前半終了。

3Q開始早々、MF#23時田の75ヤード手前からのフリーヒットに、FW#5中山がリバースでタッチシュートを放つが、惜しくもクロスバー直撃で得点に至らず。そこから立て続けに法政大のサークル内に攻め入るも決定打を打つことができない。33分、相手MFとFWの2人にフリークス陣内右サイドをスピードで崩される。FB#30宮坂、MF#8森、MF#23時田とタックルに行くが、最後はサークル左サイドの角度のない所からスイープヒットを決められ、遂に先制点を許してしまい、0-1。まだ時間は十分にある。先制されたが勢いがあるのはフリークス。サークルインの回数が増える。35分、FB#14山下のスイープパスをサークル内で受けたのは、なぜかそこにいたFB#30宮坂。しかし、得点に結び付けることはできない。41分エンドライン付近からFW#38松田がプッシュで相手GK前にボールをセンタリング、MF#24村山がダイビングタッチシュートを狙うが、あとわずかで届かず。得点されたシーン以外は、常にフリークスが相手陣内でプレーを続けるものの、チャンスをものにできず、3Q終わって0-1。

最終Q、まずは追い付きたいフリークス。前へ前へ攻めたい。47分、FW#38松田が右サイドから切り込んで、リバースヒットを放つ。シュートはゴール左を抜けるが、フリークスに勢いをつける。と言いたいところだが、焦りからから法政大の固い守りに阻まれ、その後はなかなかサークル内へ侵入できない。57分、後がないフリークスは、GK#31今野をピッチから下げ、フィールドプレーヤーを11にしたパワープレーで、最後の攻勢に賭ける。これが功を奏し、58分、MF#24村山がPCを獲る。FB#45朝倉からFW#38松田への右タッチを狙うが、相手のファールでアゲイン。2本目、FB#3入江の球出しが逸れるも、自身でファールを取り返し、アゲイン。3度目の正直といきたい3本目、FB#45朝倉のプッシュシュートは相手4番騎にクリアされるも、バックスティックの判定、アゲイン。もう決めたい4本目、FB#45朝倉からFW#19石井への左タッチを狙うが、合わず、、、GKがいない中、FB#30宮坂が最後の盾となりゴールを守るヒヤヒヤするシーンもあったが、全員で繋いだラスト10秒、FW#19石井がPC奪取。これが本当に最後のPC。同点に追い付きSO戦に持ち込みたい。静寂に包まれ、会場の全観客の視線がフリークス11人に注がれる、、、FB#3入江が球出しが無情にもズれ、MF#30山口のヒットシュートはGKに弾かれ、万事休す。0-1で敗戦。

真夏の大井シリーズ2連戦を勝利で飾れなかったフリークス。これで1勝1SO負け4敗となり、最終戦(7戦目)を待たずに上位進出を果たせないことが確定した。最終戦の相手は本日と同じ学生の駿河台大学。目標を達成できませんでしたが、最終戦で有終の美を飾り、応援してくださる方々と勝利の喜びを分ち合いたいと思います。

公式試合記録(ホッケー日本リーグサイト)※出場選手や試合動画も確認できます。
https://hjl-hockey.tv/match_detail/?matchID=2463

大井ホッケー競技場メインピッチ(東京都品川区)にて

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