2019年2月17日沖縄県ホッケークリニック

沖縄でホッケークリニックをおこなってきました。
メトロの活動としては初上陸となる沖縄。シニア男子チームのオフ期間ということもあり、総勢8名で沖縄ホッケーの「聖地」である本島北部の今帰仁村に行ってきました。

過去に沖縄に赴任していたメトロメンバーと沖縄県ホッケー協会さんとのつながりで、今回正式にオファーがあり、沖縄の高校生にホッケーを教えにきて欲しいとお招きをいただきました。
会場は今帰仁村にある北山高校。その北山高校と北部の辺土名高校、那覇の首里高校の高校生男女と沖縄県の成年男女が参加してくれました。2月の沖縄は想像よりも温かく、クリニックの当日こそ小雨がぱらつくあいにくの天気でしたが、それでも半袖、短パンでOK。前日にはメトロのメンバーでビーチバレーをやり、海にも入れるくらい、運動をするには最高のコンディションでした。

いつも東京でおこなっている普及活動やジュニアの練習と違って、今回はある程度の技量がある高校生や大人が対象いうことで、事前にプログラムを綿密に計画。高校生が気になるであろう、強豪校、同じ九州地区のライバルである熊本の小国高校や常に高校トップの戦績を残している天理高校などの練習メニューを取り入れたサーキットプログラムをつくりました。
しかし強豪校のメニューとはいえ、特段難しいことをやっているわけではありません。打つ、走る、止める、の基礎技術の反復が主体で、そこに飽きさせない工夫をどう盛り込むかが指導スタッフの課題でした。

クリニックは午前と午後の2部構成。午前は前述した練習メニューをおこないながら普段の練習をブラッシュアップするヒントを与える時間に。午後は対人練習から11人制のゲームをおこない、私たちメトロのメンバーも選手としてフィールドから気づきを教えていきます。
午後になると生徒の方から話しかけてきてくれたりして、沖縄の人らしい大らかで人懐こい感じに私たちもリラックスしてホッケーをできました。
1日のクリニックはあっという間に締めとなりましたが、教える、というより私たちの方がホッケーを始めた頃の清々しい気持ちになり、シーズンインに向けたあらたなモチベーションが湧きました。

ちなみに夜は沖縄県ホッケー協会の方々や成年男女の選手に交流会をご用意いただきました。普段観光ではなかなか経験できない地元の方との交流や「ならでは」のディープなお店など、色々な意味での文化交流や貴重な体験など、あらためてホッケーがつなぐ縁を実感できた素晴らしい週末でした。
沖縄県ホッケー協会の山内理事長をはじめ、沖縄のホッケーに携わる皆さんのご厚意に深く感謝申し上げます。
ありがとうございました。

最後に、沖縄は思っていたよりもとても気候が良く、冬のオフシーズン明けにプロ野球やサッカーの球団がキャンプをする理由がよくわかりました。ちなみに真夏の8月は逆に本土より気温が低く、風も吹いているため涼しいとのことです。
沖縄には立派な人工芝のピッチがあるわけでも、今帰仁村は那覇から車で1時間半と決して便が整った地域ではありませんが、ホッケーの合宿などで訪れるには十分なポテンシャルを持った地域だと実感しました。
そして何より「人」がいいです。大らかで心の優しい人たちと東シナ海を臨む抜群のロケーションに出逢いにいくだけでも、ホッケーをしにいく十分な理由になると思います。
皆さんもぜひホッケーをしに沖縄にいきませんか。

沖縄県立北山高校(今帰仁村)にて

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