2019年6月23日駒沢ホッケークラブ旗揚げ

駒沢オリンピック公園を中心とした駒沢地域(主に世田谷区、目黒区、杉並区)を活動拠点とする新しいジュニア(小中学生)ホッケーチームが誕生しました。

名称は「駒沢ホッケークラブ」です。
どうぞ末永くよろしくお願いいたします。

駒沢地域は、1964年、前回の東京オリンピックでホッケー競技のメイン会場となった駒沢オリンピック公園を抱く「ホッケーの聖地」。それより以前の大正の頃から、強豪校、伝統校がひしめく、今なお日本でも屈指のホッケーが盛んなエリアです。
そんな地域ですが、不思議なことにこれまでジュニアチームが存在せず、ホッケーをはじめる環境がありませんでした。
メトロが運営する兄弟チームである、品川ホッケークラブ2020の志と同じく、五輪レガシーを受け継ぎ「人を遺す」ため、またホッケーをしたい人の受け皿となるべく、この地域に東京で2つめとなる新しいジュニアクラブチームを立ち上げました。

記念すべき初練習は、世田谷区立三宿中学校グラウンドをお借りして活動しました。梅雨シーズンの真っ只中、天気やグラウンドの状態が危ぶまれましたが、無事第一歩を踏み出すことができました。
集まった子どもはわずかに8人でしたが、今年から始まった駒沢ホッケー教室でホッケーに出会った子、何年も前から東大の駒場グラウンドで行われているジュニアホッケー教室の参加者など、「経験者」がずらり。ホッケー教室など普及活動のその先の受け皿として上々のスタートを切ることができました。

限られた人数でしたが、パスやドリブルやシュート練習をひと通りおこないました。そして、普段はなかなかできない広いグラウンドを利用したヒットの練習。上手く当たればシュートやパスのスピードが格段に上がりますが、なかなか難しい。また、早いヒットのパスはレシーブする側もとてもいい練習になります。
最後にコーチも加わってミニゲームを行い、みんなで広々とホッケーを楽しみました。最初は戸惑いの表情を見せていた子ども達でしたが、練習が進むにつれてすぐに打ち解け、笑顔で元気よくボールを追いかけていました。
今日来てくれた子ども達の笑顔を忘れずに、ホッケーが楽しいと思ってもらえる運営、コーチングを心掛けていきます。

今日より私たちメトロ東京ホッケー&アスリートクラブのジュニアチームが2チーム体制となります。
AKBに例えると既に設立3年目を迎えた品川ホッケークラブ2020は「AKB48」。駒沢ホッケークラブは公式ライバル「乃木坂46」のような関係で切磋琢磨していければと考えています。
いまや絶大な人気を誇る乃木坂46ですが、デビュー当初はAKB48の陰で、地方を回りティッシュ配りから始めた下積み時代があったそうです。
デビューしたばかりの私たちも地道な活動を続けながら、徐々にメンバーを増やしていき、地域から愛される、応援されるチームになっていきたいと思っています。
そして、1人でも多くの子供たちにホッケーが楽しいと思ってもらえるよう邁進していきます。

ご興味のある方はぜひメトロのホームページよりお問い合わせください。いつでも体験入団を受け付けています。

今後ともご支援、ご声援をよろしくお願いします。
また、設立にご尽力をいただいた多くの皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。

世田谷区立三宿中学校にて

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