2019年6月30日Metro Tokyo HC東日本リーグ第3戦 vs東大学士クラブ

関東社会人リーグ 東日本リーグ第3戦 白根高校第二グラウンド
○Metro Tokyo HC 3-1(1-0、0-1、0-0、2-0)東京大学学士ホッケークラブ(東京都)
1Q 分 1-0 浅野康一郎(徳島竜太)
2Q 22分 1-1 ※東大学士
4Q 47分 2-1 中村新樹
4Q 59分 3-1 山口広基(毛利大喜)

梅雨らしいじめじめとした雨が降り続く中、Metroの今シーズン第3戦が行われた。
相手は近年力をつけ、学生リーグでも上位に食い込むまで力をつけている東京大学のOBチーム、東大学士クラブ。今シーズン東日本リーグに昇格してきたばかりながら、若さ、インテリジェンスに加えテクニックもある好チーム。

Metroは今月行われる予定だった、第2戦白根クラブ戦を不戦勝とし開幕2連勝ながら、主将で大黒柱のDF萩中を怪我で欠く中、重要な一戦に臨む。

1Q、開始早々から試合は慌ただしく動く。
まずは1分、東大学士が右サイドからサークル内に打ち込む。
サークルトップ付近でDFが僅かにボールを弾くと、相手FWが躊躇なくスティックを振り切る。強烈なシュートは僅かに右に逸れたものの、冷や汗をかかされる。
しかしすぐさまMetroも反撃に出る。
3分、MF毛利から縦に抜け出したMF中村へパスが通ると、相手DFがたまらずファールで止めてPCを獲得。
PCはパッサーのボールがややずれたものの、DF浅野が左に流れながらプッシュシュートを放つと、これがDFに当たってゴールイン。今季加入、浅野の嬉しいMetroでの公式戦初ゴールでMetroが1-0と先制する。
これで落ち着きを取り戻すと、以降は相手にチャンスらしいチャンスを作らせない。
12分にはDF宮坂、DF徳島、FW飯高と素早くボールを繋げると再びPCを獲得。しかし、ゴール前に打ち込んだボールは相手GKが前に出てクリア。追加点は奪えず、1Qは1-0のまま終了。

2Qも開始早々からMetroペース。
18分、20分と立て続けにPCを得るも浅野のフリック、FW松田のタッチも相手GKにセーブされる。
21分には、今季新加入ながら既に中核を担いつつあるDF新井が中央からゴール前に素晴らしいボールを供給。僅かにFW岡田のスティックは届かなかったものの、ゴールの予感を感じさせる。
しかし、こういうときにこそ落とし穴があるもの。
22分、自陣でのアウトレットのボールをピッチ中央で奪われショートカウンターを浴びる。一旦止めたかと思ったものの、左サイドでボールを拾われ、そのまま左45度からリバースシュート。ここしかないというコースに強烈なシュートが突き刺さる。ミスから同点弾を献上し、1-1とされてしまう。
2Qはこのまま同点で終了。

3Q、勝ち越し点が欲しいMetroだが、振り続く雨が、まとわりつくような高い湿度が、体力を奪い、いつものような躍動感のあるプレーが見られない。
結局3Qは両チームとも思うようにチャンスを作れず、スコアレスで終了。

同点で迎えた4Q、ようやくMetroがギアを上げる。
47分、ショートカウンターからサークル内左でFW飯高にボールが渡る。DFを背負いながらも強引にリバースを振り抜く。これはGKが反応するもこぼれたボールがゴール前に転がる。
誰より早く反応したMF中村が体を投げ出しながらゴールに押し込む。待望の勝ち越しゴールが決まり2-1とMetroが再びリードを奪う。
以降は攻勢に出る東大学士をいなすような展開になる。
このまま試合終了かと思われた残り2分、自陣23m内でのリスタート時に5メートル離れていなかったとしてPCを奪われてしまう。
嫌な雰囲気が漂ったものの、シュートはGK杉野がストップする。そして、このボールが中央からつながり、右サイドの毛利がヒットでサークル内へ。ゴール前を通過したボールはファーサイド、フリーで待ち構えるMF山口の元へ。山口が飛び込んできたGKを冷静にフェイントでかわして、シュートを流し込む。
3-1として試合終了。

調子がいまひとつ上がらず、苦しい戦いを強いられたものの、勝ちきれたことは何よりの収穫。
来週7/7に控える第4戦、栃木NEX戦も勝ちきれるよう頑張ります!

白根高校第二グラウンド(山梨県南アルプス市)にて

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