2023年5月27日フリークス東京 ホッケー日本リーグH2第4戦 vsヴェルコスタ福井

高円宮牌2023ホッケー日本リーグ男子H2 三成公園ホッケー場

●フリークス東京 3-5(1-2、1-2、1-1、0-0) ヴェルコスタ福井

1Q 2分 0-1 ※福井PS
1Q 5分 0-2 ※福井PC
1Q 9分 1-2 石井汰一(徳島竜太)PC
2Q 1分 1-3 ※福井FG
2Q 2分 2-3 朝倉謙PS
2Q 5分 2-4 ※福井FG
3Q 10分 3-4 朝倉謙PC
3Q 12分 3-5 ※福井FG

フリークス初の飛行機遠征。序盤の点差を埋められず敗れる。

日本リーグ2023の4戦目の相手は、ホッケー大国福井の強豪ヴェルコスタ。警戒すべきはスピードで相手を瞬く間に置き去りにするドリブルと、脅威のフリックシュート。しかし、ヴェルコスタ出身・福井出身選手がいるフリークスにとって勝手知ったる相手。対策は練ってきた。昨シーズン1-10で惨敗した嫌な記憶をこの試合で塗り替えたいところ。

日頃からご支援いただき、しかも今回遠路大阪から駆けつけてくださった部活メディアさまに、何とか勝利をお届けしたい。そんな想いも込めて、フリークスのセンターパスで試合開始。

日差しが強く蒸し返すピッチ。開始2分、福井の右サイドからの打ち込みがゴール前に通り、FB#45朝倉のスライディングタックル、GK#1清水の必死のジャンピングセーブも、PSの判定。ビデオリファーラルを行使するも、判定覆らず。これを決められ先制を許してしまう0-1。MF#8森が中盤からのショートカウンターで押し上げを図るも、相手DFの戻りが早く、逆にカウンターを受ける。スピードに勝る相手に喰らいつきたいところだが、PCを奪われと、警戒していたフリックシュートを決められ0-2。開始5分で2点ビハインド。昨年の悪い立ち上がりの再現となってしまった(結果的にこの序盤のビハインドが後半に重くのしかかることに)。9分FW#加藤の左サイドからの打ち込みをFW#15厚川が体を張ってPCを獲得。徳島の打ち込みをFW#19石井がリバースで合わせ1点を返す1-2。その後、福井の猛攻を受けるが、MF#23時田・FB#34新井らが踏ん張り、何とか1点ビハインドのまま1Qを終える。序盤の1点差は問題なし。さぁ、ここから。

早々に同点に追い付きたい2Qだが、逆にスタート早々、中盤のビルドアップを狙われボールを掻っさらわれると、見事なショートカウンターを浴び1-3。開始30秒でまたも2点差に逆戻り。しかし直後、前線で相手ボールを奪ったFW#28徳島からFW#7加藤へパスが入ると(ナイス明治ライン!)、加藤がシュート態勢に入ろうとしたところを相手がたまらずボディタックルでディフェンス。これを木下審判員の右手が天を指しPSの判定。相手のビデオリファーラルも実らず、FB#45朝倉がボールをセット。左上に突き刺し2-3。これで1点差。「面白くなってきた」と思った矢先、5分福井の打ち込みのこぼれ球を押し込まれ、またしても失点2-4。尚も猛攻を受ける。7分、相手PCのフリックシュートを今シーズン絶好調の一番騎MF#23時田が膝で跳ね返す(失点を防いだ殊勲の一時負傷退場)。その後は両チーム、サイドアタックを中心に攻防を繰り広げるが、決定打が出ず、2-4で前半を終える。

3Q、FB#14山下・#45朝倉のビルドアップから攻めのリズムを作りだす一方、日本代表MF三谷らの福井中盤に阻まわれ、ショートカウンターで押し込まれる展開が続く。そんな中10分、狙い通りのヘルプサイドスクープが相手サークル付近のFW#7加藤に繋がりチーム2本目のPCを獲得。PC出しがズレたところをFB#45朝倉がゴール右隅にプッシュで流し込み3-4(朝倉は2得点目)。これで1点差。「さぁ今度こそ、面白くなってきた」と思った矢先、12分PC崩れから押し込まれ3-5。またしても2点差が埋まらない(本日3度目、、、)。

最終4Q、後がないフリークス。島根出身のFW#16糸賀が相手陣地右サイドで躍動。その糸賀が3分PCを獲得。左隅を狙いすましたFB#45朝倉のプッシュは相手GKのナイスセーブで跳ね返される。まずは1点差に迫りたいフリークス。DF陣が手堅くサークル侵入をを許さず、残る力を振り絞り反攻に転じる。8分MF#8森のリバースシュートは相手GKに弾かれ、9分ゴール前の決定機はFW#28徳島が決められず。15分#16糸賀のヒットシュートはまたも相手GKの壁に防がれる。残された時間は僅か、何とか点差を縮めて終わりたい。15分PCのこぼれ球に反応したMF#23時田のプッシュは惜しくも右ポストに嫌われる。アゲインPC、FB#45朝倉のプッシュは相手GKの壁を打ち破ることはできず、3-5で試合終了。

強豪ヴェルコスタを相手に善戦するも、善戦チームのままではいけない。ここまで1試合平均2.0得点2.5失点、昨シーズンは1.7得点3.9失点。内容は悪くない。次こそは勝ーーつ!! 1勝1SO負2負けの勝ち点4で、レギュラーシーズンは後半へ。上位進出にはもう負けは許されない状況。

試合会場を準備くださった島根県・Selrio島根の方々、運営を手伝ってくれた横田高校ホッケー部の皆さん、ありがとうございました。

次戦は、ホームの大井ホッケー競技場で7/22.23に実施されます。1か月半ほど期間が空きますので、しっかり準備と対策を行い、ホーム2連戦を勝利で飾れるように精進します。引き続き応援のほど宜しくお願いいたします。

公式試合記録(ホッケー日本リーグサイト)※出場選手や試合動画も確認できます。
https://hjl-hockey.tv/match_detail/?matchID=2453

三成公園ホッケー場(島根県奥出雲町)にて

活動報告一覧

普及事業クラブ運営子ども育成その他の活動
PAGE TOP